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【ライトサイドスイング】(The Right Sided Swing)
4スタンス理論では、パラレルの左軸A2タイプに適したスイングと判断されます。
ライトサイドスイングは、オーストラリアのゲーリー・エドウィン氏が2000年に提唱した理論で、彼のWebページにもあるように、左足加重60%程度で逆Kの字のアドレスをとります。
以前は東京の板橋にレッスンをしてもられるスクールがあったのですが、現在はホームページも更新されず運営はされていないようです。
日 本では、①ゲーリー・エドウィン氏に師事したと言われるオジー・モア氏のアームスイングを学んだ小池幸二氏のブログ、②オーストラリアのトップ50のコー
チであるトム・フィールディング氏のブログ「ザ ゴルファーズ ガイド」 ③ゲーリー・エドウィン氏からライトサイドスイングを学んだプロコーチの山本誠
二氏のサイト及びブログから情報を得られるのみです。
①のアームスイングにつきましては、当ブログでも紹介していますが、小池幸二氏のブログで詳細に解説されています。テークバックでの右肘、インパクト以降の左肘の使い方などが異なり、全く同じスイングではないようです。
②のトム・フィールディング氏は、ミズノゴルフアカデミーのインストラクターで、東京の成城ゴルフクラブでスクールを開講されています。豪州PGAのインストラクター資格、最高ランクAAAを所持され、日本語も話せるそうです。
③山本コーチは、左膝及び左腰のラインを垂直にして、左肩と右肩のラインを右肩側に傾けるという所謂逆Kの字アドレスを推奨されています。また、メールで質問をしますと、無償にもかかわらず、実に丁寧なご返信を頂けます。
全くゴルフ経験がないのにダンロップのインストラクターに採用されたという、異色の経歴を持つ方です。
ゲーリー・エドウィン氏のオーストラリアのサイトを見ても全て英語ですので、細部まではよくわかりません。
従いまして、以上の情報及び直弟子とされるロッド・パンプリング選手のスイング動画、その他ライトサイドスイングを実践している選手の動画をyoutubeで繰返し見て、研究していました。
どうして左一軸打法と言われるようになったのかは判りませんが、一言で言えば、右へのスェー防止のための打法だと思います。左肩は回り過ぎず、青木功プロのトップに似てとても理想的な位置に収まっています。
インパクト以降、右サイドを押し込んでフィニッシュをとりますので、ライトサイドスイングなのでしょう。
オジー・モア氏のアームスイングは、フェイスローテーションを押さえるように両肘を使いますが、ライトサイドスイングは、そのスイング動画を見る限りテークバックでフェイスを開いて、インパクトで閉じるという動きをしています。
アドレスで右に傾いていますので、左に曲げるか引っ掛けるミスがでるかもしれません。素人判断ですが。
一方、アームスイングは、インパクト以降上体の起き上がりが早いとスライスのミスがでます。
何れにせよ、一朝一夕で身に付くスイングではありません。
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