|
【谷昭範プロ(A2)のスイング】
2013年11月の私のブログ記事です。
4スタンス理論を知らずとも、同じA2タイプの谷昭範プロのスイングが気に入っていたわけです。やはり、自然に同じタイプの人のスイングが目に留まるようになるんでしょうね・・・
以下ブログ記事
日本のツアープロの中で、私が理想とするベストスインガーは、谷昭範プロです。
谷プロを知ったのは、摩季れい子先生の「90切りたきゃ、ボールは打つな!」というゴルフ教本でしたが(谷プロは、摩季先生のお弟子さんです)、身長も私と同じくらいということもあり、参考にさせて頂いておりました。
過去に囲碁のプロを目指されていたという経歴も異色で、私はこういった方を好む傾向があり、また、摩季先生の2軸のボディーターンスイング理論の素晴らしさから、同理論を研究させて頂いたことがあります。
ゴルフスイングは、歩くことと同じ・・・
画像は、YouTube naturalgolf1958様ご投稿の動画より引用させて頂きます。
谷プロのアドレスは、一般的な日本のプロとは異なり、背骨を右にチルトさせません。ほぼ左右均等の体重配分でしょうか。
大半のプロの方が、グリップエンドがおへそを指すアドレスをされます。これがなかなか難しいです。
赤のライン、エルボープレーンに沿ってテークバックされています。
私が、谷プロのスイングが好きな理由の一つが、このトップ位置です。左手のV字が顎を指すグリップから、左右前腕を、右手のひらが上を向くように外転させてパワーを蓄積し、インパクトでの動力源とします。
そのため、トップでのフェースの向きはややシャット気味です。腰の動き、左膝の動きも最小限に抑えられた捻転の効いたトップで、シャフト位置も完璧ではないでしょうか。私が理想とするトップです。
そこから、クラブをインサイドから切り返していきます。右踵も上がらず、パワーの蓄積度の高さが窺われます。私は、生来のアウトイン軌道なので、この、インから入れる切り返しに憧れますね。
肘プレーン上にテークバックし、シャフトプレーンに下すスイングプレーンです。インパクト付近から、抑えられた右踵が徐々に上がり始め、ボールとの間合いをとり、さらに左膝を伸ばしていきます。
この左膝を伸ばすことが、摩季先生のスイング理論の特徴の一つでもあります。その効用については、ここでは書きませんが・・・
テークバックで外転させた両前腕を、ダウンスイングで練り戻し、内転させつつボールにアタックすることによりパワーを増幅させます。
右の画像の段階で、すでに左膝は伸びています。
両腕を練り戻し、インパクト以降は、ヘッドをストレートに押し込んでいきます。
出玉の角度、フォローでのフェースの向きも完璧ストレートです。ストレート或いはストレート系ドローを打たれるスイングでしょうか。これは、曲がりませんね。
(後日摩季先生にメッセージを頂いたところ、ストレートフェードを打たれているそうです)
いつ見てもホレボレする素晴らしいスイングです。
トップへ戻る
|
|