2軸のボディターンスイング理論



転ばぬ先の杖」予防医術の重要性

関西メディカルスポーツ学院学長で、ゴルフツアープロコーチの摩季れい子先生著「90切りたきゃ、ボールは打つな!」ベースボールマガジン社新書の第二章ストレッチ&トレーニング編では、予防医術の重要性について詳細に記述されています。

スイング理論だけではなく、身体のメンテナンスのためのストレッチの方法、各種予防医術、筋肉のメカニズム等について書かれたゴルフのレッスン書は私が知り得る限りこの著書のみで、実に素晴らしく、腰痛持ちの私は、いつも参考にさせて頂いております。

その第二章はじめに、尾崎将司氏の坐骨神経痛を例に挙げられ、健康的にゴルフを楽しむためのストレッチの必要性について書かれております。

尾崎氏の腰痛は、私と同じ腰椎分離症と記憶しておりますが、いわゆる疲労骨折でプロゴルファーや野球選手には多く見られる疾患です。

同じような症状や、他の疼痛で悩む方も、しっかりとしたストレッチをすることで症状を軽減させ、筋肉のダメージを改善し、なおかつ筋力をアップさせるトレーニングについて「転ばぬ先の杖」と銘打ち、実に説得力のある文章となっております。

「ゴルフ上達の一歩はストレッチから」

身体に負担の少ない合理的なスイングであれば、そのスイングを手に入れさえすれば決して故障しない、痛むことはないのか。

何もしなければ経年とともに筋肉は委縮し、身体は老化・劣化してゆくのですから、自分で何が正しいか物事の真実をしっかりと見極め、常日頃の身体のメンテナンスを怠らない努力こそが、現代の高齢化社会を楽しく、有意義に暮らすことにつながるのではないでしょうか。

以上


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