2軸のボディターンスイング理論
「インパクトで左膝を伸ばすスイング理論」
従来の日本のスイング理論では、左右の両膝の角度を維持する、特にトップでの右膝不動というのが一般的でしたが
近年、ハーフウエイダウン以降インパクトで左膝を伸ばすというスイング理論が散見されるようになってきました。
私が知りうる限り日本で提唱されているのは、身体機能学の権威、関西メディカルスポーツ学院の摩季れい子先生の2軸のボディターンスイング理論です。
お弟子さんの、谷昭範プロも実践されていますが、インパクトで「左尻を後方に引きながら左膝を伸ばす」動きです。
この動作により、左股関節に重心が移行し、右足拇指球で地面を蹴って、右腰を押し込む際のスペースが確保でき、左軸中心のボディターンが可能になります。
何より左膝に負担がかからない。タイガー・ウッズ選手もこの動きを採用していれば左膝の負担も相当軽減されるはずと、その「90切りたきゃ、ボールは打つな!」で書かれていました。
海外では、オーストラリアのオジー・モア氏の理論です。
左一軸打法として、小池幸二氏が日本で広めていますが、初期のボディスイングは、トップで右股関節に重心を移行しています。
ハーフウエイダウン以降、左膝を伸ばしつつ右腰右肘連動でインパクトを迎えます。
肩の回転を抑え、腕を縦に使いつつ、左膝を伸ばすところが共通している理論です。
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