左重心スイング理論(スタックアンドティルト)
「左重心スイング理論について」2015.12.4ブログ記事より
左重心スイング理論は、スタックアンドチルト理論とほぼ同じスイングである。
日本のインストラクターの第一人者は、赤坂ゴルフスタジオの明治大学商学部出身の小暮博則氏
「一生ブレないスイング理論」として、レッスン本も上梓している。
左一軸打法とは異なる理論だ。スタック(積み上げて) チルト(背骨を左に倒しながら肩を回す)
このチルト理論は、10年以上も前に、ゴルフスイング原論(佐久間馨氏監修)で、解説しており、私は以前から熟知していた。
背骨を左にチルトさせながら左肩を回すことにより、前傾姿勢を維持できるというメリットもある。
夏にハーフ40を出した時には、この左重心スイングであった。ドロー用のスイングである。飛距離も出る。
腰を左右にずらし、膝を伸ばす。フェースを開いて、45度左にテークバックする。そして、インサイドからインサイドへとクラブを抜く。
この時利用する物理の法則が、角運動である。インパクトでクラブを直角に急激に反転させることにより、ヘッドスピードを増す。
そして、同時に左腰を目標方向へ押し込んでいくが、この動作により、身体が逆Cの字のフィニッシュになり、腰・背骨に負担がかかるのではないかという疑問点があるが、実践したところでは違和感は生じなかった。
まあ、月イチゴルファーのアマチュアですからね。それほどの負担は身体にはかからないでしょう。
ドライバー、ロングアイアンの切れ味は素晴らしい。180ヤードの池越えのショートホール。ドローでピン側に付け前の組から拍手をもらい、バーディーを奪った。
私が、このスイングに馴染めない点は、フェースを開いて極端にインサイドに引くスイングのため、パッティングとの共通性がないこと。そして、アプローチの打ち方が判らない。
ピッチショットは、左腕を畳みながら、身体を回すしか方法がない。
この点に関しての情報が不足していたために採用を渋っていた。
赤坂スタジオに直接レッスンを受けに行くことも考えたが、そんな時間もありません。
その後、佐久間馨氏のSスイングや進化論の坂田信弘プロの考え方を参考に、この左重心スイングを自分なりにアレンジするようにした。
フェースを開きながらインサイドに引くことはしないで、左肩を左足方向へ下げる動きだけで、腕が上がってトップが出来上がるようにした。
これが今のスイングである。このスイングで10月にはベストスコアを更新して82が出せた。
しかし、先月末のゴルフでは、僅かにボール位置が狂っていたためにミスが目立った。
ラウンド不足・経験不足は未だ否めません。しかしながら、スイングはひとまず卒業としたいものですが・・・
2016.5.16加筆
左重心スイング理論(スタックアンドティルト)は、当HPでも紹介している通り、スイングの特徴から4スタンス理論では、A1タイプのスイングと思われます。
チルト理論を提唱しているゴルフスイング原論監修の佐久間馨氏は、B2です。
すなわちリバースビボットのトップは、クロスタイプのA1、B2
A1では、ジョニー・ミラー氏、片山晋吾選手、B2では、ジャック・二クラウス氏が有名ですが、A2のベン・ホーガン氏も若い頃はリバースビボットになっていましたので、判断の難しいところです。
私は、このスイングの動きは出来ません。自分なりに振り易いスイングになっています。H27年時の動画でも紹介していますが、どうみてもA2のスイングです。
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