スタックアンドティルト(左重心スイング理論)



アドレスの前傾姿勢を維持するためには」

2010年から2012年にかけて話題になったスタックアンドティルト打法。

アドレスの前傾姿勢をトップで維持するためのヒントは、この打法のテークバックの動きにあります。

多くのスイング理論が、この動きについて言及していません。スタックアンドティルトは、誇張した動きになっていますが、実際には、この動作を取り入れないことには、前傾姿勢を維持することはできませんね。

すなわち、背骨を左に倒さない限り、前傾した背骨に対し肩を水平に回すことは不可能です。

左肩甲骨は、縦に外転します。右肩甲骨は、縦に内転。

背骨を左に倒し、左肩を地面に向けるように下げつつ、左膝を前に出し、右股関節を斜め上方に切り上げる・・・

昨年は、私はこの動きを取り入れていました。読者の皆さんは、画像だけでは気付かないかと思いますが・・・

ただし、力のない女性が、肩を地面に対して水平に回してしまうのは、仕方のないことでしょう。一昔前の女子プロにも見られました。

左一軸打法でもそうです。オジー・モア氏の肩の動きを良く見てください。ドライバーでも、正面から右肩が見えます。

才能あるジュニアに、肩を縦に回せというと、この動作を意識せずに実行するはずです。

私は、ジュニア時代、凡人でしたので肩を横回しに、腕を縦に上げていました。

上級者と、アベレージゴルファーのスイングの決定的な違いはこの辺りにあるように思えます。


2016.5.23追記

このスタックアンドティルトの動きも、4スタンス的には出来る人と出来ない人がいます。

A1タイプには出来る動きですが、A2の私はどうも出来ないようです・・・


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