坂田信弘プロと風の大地
私は個人的に坂田信弘プロを敬愛しております。京都大学文学部中退。プロゴルファーにして坂田ジュニア塾の塾長であり、物書きでもある人物。
坂田プロが原作者であり、現在もビックコミックで連載されている「風の大地」。
連載開始は、平成5年頃だったでしょうか。私は、この風の大地を読むのが目的で、毎月5日と20日に欠かさず書店に立ち寄り、立ち読みすることにしています。
若き頃の中島常幸氏が登場されていたり、今でもパーシモンのウッドを使っているなど、時代考証はまちまちですが、郷愁、懐かしさといったものが感じられ、私はこの作品がとても気に入っています。
原作の舞台となっている鹿沼CCは、私の地元栃木県内にあり、坂田プロご自身がこちらのゴルフ場に所属し、プロテストに合格されています。
主人公の沖田圭介に己自身を重ねていらっしゃるのでしょう。4大メジャー連続2位など、なかなか優勝させないところが、坂田氏らしいです。
上田桃子プロ、古閑美保プロ、笠りつ子プロなど多くのプロゴルファーを排出し、彼のゴルフ界における功績は多大なものがあります。ゴルフの体系的統一理論を打ち出し、それを普及されている数少ない傑出した人物です。
言葉では語りつくせないご苦労をされた方だと思います。また自ら語れる言葉を持ち、プロゴルファーにして文学の才能に溢れる方です。
今後も日本のゴルフ界のためにご尽力頂きたい人物の一人ですね。
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